【国際】「核保有国が核軍縮に取り組まないのは、NPT違反」…太平洋の島国・マーシャル諸島、国際司法裁判所に提訴
アメリカによる核実験が繰り返された太平洋の島国マーシャル諸島は、核兵器を保有または保有するとされる9か国が核軍縮に向けた交渉に積極的に取り組まないのはNPT=核拡散防止条約に違反するとして、核軍縮交渉を進めるよう求める訴えを国際司法裁判所に起こしました。訴えを起こしたのは、アメリカの信託統治下にあった1946年から10年余りの間にアメリカによる核実験が67回行われ、現在も多数の住民が健康被害に苦しむ太平洋の島国、マーシャル諸島です。