【滋賀】「いじめ問題の根幹には貧困もある」…子どもの貧困考えて、滋賀のスクールソーシャルワーカー、実例交えた映像など教材作成
滋賀県で活動するスクールソーシャルワーカー(SSW)が、潜在化しがちな「子どもの貧困」の現状を考えるための教材を作った。SSWは「いじめ問題の根幹には貧困もある」と指摘し、生きづらさを抱える子どもたちについて理解を深めるきっかけにしてほしいとしている。教材はA4判6ページの冊子とDVD。冊子は、年収600万円のモデル世帯と、所得が一定額未満の「相対的貧困」とされる世帯の家計を想定し、配分される医療費や進学費などを比較することで子どもの成長の選択肢に違いがあることを解説している。