【経済】飛鳥時代創業、日本“最古”企業・金剛組「復活」 4期ぶり黒字、親会社支援と耐震需要で
日本最古の企業とされる建設業の金剛組(大阪市天王寺区)が、平成26年3月期単体決算で4期ぶりに黒字転換を果たしたことが18日、分かった。親会社で中堅ゼネコンの高松コンストラクショングループによる支援に加え、耐震関連の受注増も追い風となり、超“老舗”企業は経営不振のトンネルを抜け出た格好だ。高松グループによると、金剛組の最終損益は1億7700万円の黒字(前期は1800万円の赤字)で、18年1月の高松グループ傘下入り後、1億円以上の最終黒字を計上するのは初めて。