【訃報】尖閣諸島元地権者の弟、栗原弘行氏死去 67歳
尖閣諸島の東京都による買収交渉や政府による国有化をめぐり、尖閣諸島の元地権者のスポークスマン役だった会社役員、栗原弘行(くりはら・ひろゆき)氏が今月23日午前、肺がんのため、さいたま市内の病院で死去していたことが30日、分かった。67歳だった。埼玉県出身。葬儀は家族のみで行った。平成22年の中国漁船衝突事件などによる日中関係悪化を機に24年、私有地だった尖閣諸島の買収に都が名乗りを上げ、国が国有化した際、地権者だった男性の弟として多くのマスコミに登場した。