【裁判】違法職務質問の訴訟 東京高裁「男性に異常な挙動があった」、1審判決取り消す
警視庁の警察官から違法な職務質問を受けたとして、
東京都内の男性会社員が都や国に慰謝料の支払いなどを求めた訴訟の控訴審で、東京高裁(高世三郎裁判長)は12日、都に5万円の賠償を命じた1審・東京地裁判決を取り消し、原告側の請求を棄却する判決を言い渡した。昨年5月の1審判決は、2010年3月に秋葉原を歩行中の男性に対して警察官が行った職務質問と所持品検査について
「警察官職務執行法の要件を満たさず、違法」と判断。