【労働】昨年度の過労死133人…12年連続100人超 運輸業・郵便業41人、製造業19人、建設業17人
過労で脳出血や心筋梗塞などを起こして死亡し、2013年度に労災認定された人は133人で、12年連続100人を超えたことが、厚生労働省の調査で分かった。27日には過労死等防止対策推進法が公布され、今後は背景の調査研究や、効果的な防止策が課題となる。発症前の残業時間の1か月平均は「80~100時間未満」50人、「100~120時間未満」28人と多く、同省は「長時間労働が過労死の大きな要因」としている。