【防衛】海兵隊化を急ぐ陸自=水陸機動団の中核、訓練公開 西部方面普通科連隊 長崎
ボートを浜辺から海に運ぶ陸上自衛隊の西部方面普通科連隊員=16日午後、長崎県佐世保市
離島防衛の要となる陸上自衛隊西部方面普通科連隊の隊員訓練が16日、長崎県佐世保市の相浦駐屯地で報道陣に公開された。陸自は昨年度、離島上陸に必要な技術を学ぶ課程を新設しており、この課程の訓練公開は初めて。防衛省は、尖閣諸島で領海侵入を繰り返す中国を念頭に、2018年度までに同連隊を拡充する形で、3000人規模の「水陸機動団」を新編する考えで、隊員の育成を急いでいる。