【原発事故】作業員被曝線量の上限見直し―上限の引き上げにつながる可能性も 規制委、原発事故など対処
原子力規制委員会は30日、原子力発電所事故など緊急事態の対処にあたる作業員の被曝(ひばく)線量に関し、現行の上限100 ミリシーベルトが妥当かどうか改めて検証することを決めた。被曝線量の上限の引き上げにつながる可能性もある。2011年3月の東京電力福島第1原発事故では、現場で対応にあたる作業員の被曝線量の上限を100ミリシーベルトから一時的 に250ミリシーベルトに引き上げたが、その後、100ミリシーベ ルトに戻した。