【経済】「中小企業も賃上げできるような環境を作るべきだ」最低賃金時給1000円を求めて181分座り込み 大阪労連
大阪府の最低賃金を検討する大阪地方最低賃金審議会が31日、大阪合同庁舎第4号館(大阪市中央区)であった。会場前では時給1000円の実現を求める大阪労連の組合員約100人が、現在の最低賃金819円との差額にちなんで181分間座り込み、大幅な引き上げを訴えた。この日の審議会では、労働者の意見陳述で堺市在住の嘱託職員の女性(64)が「時給1000円を下回る賃金では、病気など不測の事態に備えられない」と主張した。