【警察庁】窃盗犯の余罪検挙、20年で3割減少...捜査現場の負担増が原因か - 2014年版警察白書
警察庁は1日、2014年版の警察白書を公表した。窃盗犯の検挙件数に占める余罪の割合はこの20年で3割減少。2009~13年の本件1件当たりの余罪件数は1件以下だった。窃盗は全刑法犯の7割を占めており、同庁は背景を分析するとともに「余罪を含めた検挙が進まなければ国民に不安を与える」と指摘した。白書によると、13年の窃盗犯の検挙件数24万6736件のうち、余罪は11万3418件(46%)で、1994年より28.5ポイント低い。