【社会】1~6月ネットバンクの不正送金、被害最悪18億円...地銀の法人口座を標的 - 警察庁
警察庁は4日、今年上半期(1~6月)のインターネットバンキングによる不正送金事犯の件数と被害額が、それぞれ前年下半期比14%増の1254件、同55%増の約18億5200万円に上り、半期ごとの数字としては統計を取り始めた2011年以降で過去最悪となったと発表した。中でも、地方銀行と信用金庫・信用組合の法人口座の被害額については同10倍以上の約4億1000万円に激増しており、詐欺グループが対策の遅れている地方金融機関の法人口座を主な標的にしている構図が浮かんだ。