【美術】レオナルド・ダビンチ「白貂を抱く貴婦人」、2度にわたりダビンチ自身が大幅描きかえ…仏研究者、透過度の異なる光で解明
レオナルド・ダビンチ(1452?1519年)の名画「白貂(しろてん)を抱く貴婦人」(油彩画、ポーランド・クラクフのチャルトリスキ美術館所蔵)が2度にわたりダビンチ自身の手で大幅に描きかえられ、当初はテンのいない女性だけの肖像画だった可能性が高いことが、フランスの光学研究者の研究で分かった。絵の上塗りを層ごとに分析する特殊なカメラを用い、作画の過程をさかのぼることに成功した。