【シャープ】小児ぜんそく軽減効果 「プラズマクラスター」で確認
シャープは18日、独自技術「プラズマクラスターイオン」に関し、軽度から中度の小児ぜんそく患者の症状を軽減する効果を確認したと発表した。空気中を浮遊するダニのアレルゲンを抑制するため。医療分野での実用化を視野に研究を進める。東大医学部付属病院が、6~15歳の患者130人を対象に臨床研究を実施。イオンの発生濃度を特別に高めた実験装置を患者の自宅に設置して8週間運転したところ、ぜんそくの原因となる気道の炎症レベルの平均値が低減したという。