【生物】体の左右半分ずつがオスとメスに分かれているイセエビが見つかる 三重県鳥羽市の離島
体が雌雄半々に分かれたとみられるイセエビが、三重県鳥羽市の離島・答志島で見つかった。イセエビの人工生産に世界で初めて成功した同県水産研究所によると、「雌雄モザイク」と呼ばれる珍しい現象で、受精卵の遺伝子情報が交錯して伝達されたらしい。見つけたのは答志島で旅館を経営する中村泰久さん(36)。島でイセエビ漁が解禁された16日から20日にかけ500匹を仕入れ、24日夜に水槽内で裏返っていた1匹を取り出したところ、左が赤褐色、右が黒色に体色が分かれていた。