【社会】鞍馬の火祭…鉢巻きに締め込み姿の若者らが巨大なたいまつを担ぎ「サイレイヤ、サイリョウ」
大小約500本のたいまつが秋の夜空を赤く染める
勇壮な「鞍馬の火祭」が22日、京都市左京区の鞍馬山にある由岐神社一帯であり、火の粉を飛ばしながら乱舞する炎が観光客を魅了した。午後6時、「神事(じんじ)にまいらっしゃーれ」の掛け声を合図に、街道沿いの家々にかがり火がともされた。煙がもうもうと広がる中、小さなたいまつを抱えた子どもたちに続き、鉢巻きに締め込み姿の若者らが巨大なたいまつを担ぎ「サイレイヤ、サイリョウ」と声を上げながら練り歩いた。