【国境無き医師団公式】エボラ出血熱:国際社会は初動の過ちを繰り返すな
西アフリカのエボラ出血熱に対する国際社会の反応は場当たり的で展開も遅く、いまだ現地の人びと、流行国政府、NGOに対策実践の大部分を依存している。国境なき医師団(MSF)は、初動対応で後れを取ったことに加え、状況にそぐわない対応でさらなる過ちを重ねないよう国際社会に警告を発している。人的リソースの投入を
MSFが現地への人的・物的な緊急援助を、生物学的脅威への対応能力のある国々に呼び掛けてから3ヵ月が経過し、ギニア、シエラレオネ、リベリアには一定の国際支援が注がれてきた。