【科学】「しんえん2」、深宇宙でアマチュア無線を使ったデータ通信実験成功
小惑星探査機「はやぶさ2」とともに打ち上げられた深宇宙通信実験機「しんえん2」が4日夜、地球から約38万キロ離れた月より遠い「深宇宙」空間でアマチュア無線を使ったデータ通信実験に成功した。大学や企業が開発した民間レベルでは世界初の快挙で、月の開発に必要な通信技術の発展に道を切り開いた。◇「はやぶさ2」とともに打ち上げ
しんえん2は直径約50センチ、重さ約17キロの多面体で、九州工業大(北九州市)と鹿児島大が共同開発した。