【経済】先進諸国の賃金横ばい、国際労働機関が警告 日本の実質賃金は07年レベル以下まで低下
【12月5日 AFP】先進諸国で賃金が上昇せず、さらに一部先進国では賃金が低下さえしており、金融危機以後の経済成長を抑制しデフレの危険性を高めていると、国際労働機関(International Labour Organization、ILO)が5日、警告した。 またILOは、結果として生じている格差に対する税や福祉での対策が不十分だと述べ、各国政府に対し最低賃金の導入または引き上げと、団体交渉の強化などの措置を取るべきだと提言した。