【社会】玄海原発、10月の火災 電気ケーブルコネクターの容量不足と判明 建設から20年、過負荷の状態で運転
九州電力は8日、定期検査中の玄海原発3、4号機(佐賀県玄海町)の原子炉補助建屋で10月に発生した火災について、室内の有害物質を取り除く「局所排気装置」の施工不良が原因とみられると発表した。電気ケーブル同士を接続するコネクターの電流容量が小さく、過負荷で通電を繰り返したために発熱、発火したという。1994年の3号機建設時に外部業者に製作を委託しており、20年にわたって過負荷の状態で運転していた。