【経済】アベノミクスの失敗を明確に示すGDP改定値 金融緩和政策を根本から見直し、円安を抑制せよ [ダイアモンド]
2014年12月11日
12月8日に公表されたGDP(国内総生産)第2次速報によれば、2014年7~9月期の実質GDPの対前期比年率換算値はマイナス1.9%となり、第1次速報値のマイナス1.6%より悪化した。これは、安倍晋三内閣の経済政策の失敗を明確に示すものだ。以下では、(1)円安による実質雇用者報酬の減少の影響は、消費税増税の影響より大きいこと、(2)したがって、現時点でもっとも重要な経済政策は円安の抑制であることを示す。