【福島】せめて“空から帰郷” 09年撮影「我が家の航空写真」 福島・JAふたば(2015/1/8) [e農net]
東日本大震災に伴う東京電力福島第1原子力発電所事故で避難生活が続く福島県双葉郡で、震災前の2010年にJAふたばが販売を始めた「我(わ)が家の航空写真」が売れている。管内では津波や地震の被害に加え、原発事故による放射能汚染の影響が続いており、帰れない自宅の写真を眺めて涙する人も多いという。帰郷を諦め、避難先での住居確保が進む中、故郷への思いを募らせた被災者は、航空写真を通して先祖から受け継いできた農地やこれまでの家族の歴史を思い浮かべているという。