【STAP問題】小保方氏の「刑事責任」を弁護士が指摘~詐欺、業務上横領、虚偽公文書作成罪の可能性も
STAP細胞論文問題で世間を騒がせた小保方晴子氏が、昨年12月21日付で理化学研究所(理研)を退職した。その5日後の同月26日に発表された外部有識者による「研究論文に関する調査委員会」(桂勲・委員長)の最終報告を見れば、STAP問題の悪質さは明らかだ。小保方氏の論文中の細胞増殖率を比較するグラフと、遺伝子の働き方の変化を表わす図の2つが新たに「捏造」と認定されたうえ、STAP細胞由来とされた細胞は、既存の万能細胞であるES細胞の混入によるものと結論づけられた。