【奈良】若草山:奈良は冬の風物詩山焼き 炎の勢いに歓声 [毎日新聞]
奈良市の若草山で24日、古都奈良の冬の風物詩「若草山焼き」があり、夜空を真っ赤に染める炎の乱舞に、麓の奈良公園などに集まった観光客らが見入った。若草山焼きの起源には諸説あるが、山にある鶯塚古墳の霊魂を鎮めるため、江戸時代末期ごろに誰彼となく火を付けたのが始まりとされる。午後6時すぎから約600発の花火が打ち上げられ、ほら貝とらっぱの音が鳴り響くと、奈良市の消防団員約300人が近くの春日大社から運んだ火を枯れ草に一斉に点火。