【環境】世界自然遺産「白神山地」の拡張検討、候補選定 - 環境省
環境省は5日までに、世界自然遺産の新たな候補地について、登録済みの白神山地(青森、秋田)の拡張登録を検討する方針を固めた。白神と同じブナの自然林を特徴とする飯豊・朝日連峰(山形、福島、新潟)と奥利根・奥只見・奥日光(福島、栃木、群馬、新潟)の2地域を拡張の対象とできないか引き続き調査する。阿寒・屈斜路・摩周(北海道)と日高山脈(同)、南アルプス(山梨、長野、静岡)も候補になり得るか検討していたが、「世界遺産としての可能性は認められなかった」とし、事実上、選考対象から外した。