【社会】「夏休み中、学生に雑用」 アカハラで金沢美大が女性教員を停職に
金沢美術工芸大(金沢市)は13日、学生にアカデミックハラスメント行為をしたり研究費を二重請求したりしたとして、12日付で40代の女性准教授を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。監督責任などを理由に、男性教授2人と職員6人を文書注意や口頭注意の処分にした。准教授は、大学側に不服を申し立てたという。大学の説明によると、准教授は平成25年の夏休み期間中に計10日間、クーラーのない研究室で学生にコピー作成などの雑用をさせたほか、一部の学生には「単位を出さない」と発言。