【国際】女子は理数系が苦手…「生まれつきではない」=OECD報告書発表
国際学力テストでの理数系の成績は女子生徒が男子より低く、苦手意識も強い。だがそれは教育で改善できる。経済協力開発機構(OECD)は5日、こんな分析を含む教育の男女差に関する報告書を発表した。日本も同様の傾向だ。報告書は「学業成績の男女差は生まれつきの能力によるものではない」と結論付けた。報告書は、OECDが2012年に行った国際学習到達度調査(PISA)に参加した60を超える国・地域の15歳計約50万人の成績や、アンケート結果を、男女差に注目して分析した。