【福島】最大390万ベクレルを検出=ALPS容器のたまり水―福島第1・東電
福島第1原発で汚染水の放射性物質を吸着する装置「ALPS」(アルプス)の廃液を保管する容器上部に水がたまっていた問題で、東京電力は3日、水から高濃度の放射性物質が検出されたと発表した。東電は廃液自体の漏えいではないとみているが、詳しい原因を調べている。東電によると、水は廃液保管容器2個のそれぞれ上部にあるふたのくぼみにたまり、最大でストロンチウム90などのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり390万ベクレル、セシウム134が同1900ベクレル、セシウム137が同7100ベクレルだった。