【社会】強制起訴で2件目の有罪確定、徳島・石井町長の暴行事件
飲食店で女性従業員の顔を押したとして、2012年3月に暴行罪で強制起訴された徳島県石井町長の河野俊明被告(70)について、科料9千円とした一、二審判決が確定する。最高裁第三小法廷(岡部喜代子裁判長)が27日付の決定で、被告の上告を退けた。強制起訴された被告の有罪判決が確定するのは2件目。この事件では、徳島地検が10年、河野被告を不起訴(起訴猶予)としたが、徳島検察審査会が「起訴すべきだ」と議決したため、12年3月に強制起訴された。