【政治】日本の戦後70年「平和に貢献」…アキノ大統領 安保関連法案について「最大限の関心と敬意をもって注目」
国賓として来日中のフィリピンのアキノ大統領は3日、参院本会議場で演説し、戦後70年の日本の歩みについて、「平和への貢献に疑いの余地はなく、より公平で進歩的な世界秩序を創り出すことに深く関与してきた」と述べ、高く評価した。中国による南シナ海のスプラトリー(南沙)諸島の岩礁埋め立てについては、中国を名指しはしなかったものの、「東アジアと東南アジアの繁栄は、国際法の範囲外で地理的境界を引き直す試みにより損なわれる可能性にさらされている」と非難した。