【軍事】国産機「YS11」、最初の1機が空自美保基地で引退式
航空自衛隊が所有する国産のプロペラ旅客機「YS11型機」13機のうち、鳥取県境港市の美保基地内にある第3輸送航空隊所属の1機が引退し、22日、同基地で用途廃止式があった。エンジンの部品の調達が困難になったのが理由といい、同型機の用途廃止は航空自衛隊で初めてという。同基地の格納庫に5月27日に引退した153号機を展示し、最後まで整備に携わった隊員ら4人に花束を贈った後、隊司令の高橋和久・美保基地司令が「先人の経験を次につなぐべく送り出す」と訓示。