【科学】fMRIで脳全体の活動を画像化し、統合失調症患者と健常者を比較する手法を開発、研究者らの客観的診断へ道 大阪大 [毎日]
情報通信研究機構脳情報通信融合研究センター(大阪府吹田市)の下川哲也・主任研究員(応用数学)と大阪大の橋本亮太准教授(精神医学)らのグループが機能的磁気共鳴画像化装置(fMRI)を使って脳全体の活動を画像化し、統合失調症患者と健常者を比較する手法を開発したと28日、発表した。下川主任研究員は「多くの臨床例を合わせて分析を進め、医師の診断を支援する自動診断システムを構築したい」としている。