【交通遺児育英会】交通遺児世帯「預貯金100万円未満」4割 進学など厳しく
交通事故で親を亡くすなどした子供がいる世帯の4割超が預貯金100万円未満で、進学などが厳しい状態に置かれていることが「交通遺児育英会」(東京)の調査で分かった。預貯金はないという世帯も24%に上った。家計の支え手の父親が死亡したケースが多く、同会は進学などの支援へ独自の補助事業を始めた。交通遺児育英会は自動車やバイク事故などで死亡したり、重い後遺症が残ったりした親を持つ高校生以上の子供に奨学金を貸し出す公益財団法人。