【経済】原付きバイク、国内回帰 ホンダ、熊本に生産移す 円安も進行で海外でつくる利点は薄れる
海外でつくって日本に逆輸入されている原付きバイク(排気量50cc以下)の生産が、国内に戻りつつある。最大手のホンダが11日、中国やベトナムでの生産の大半を、熊本製作所(熊本県大津町)に移すと発表したためだ。現地の人件費が上がり、円安も進んで、海外でつくる利点は薄れてきているという。ホンダの熊本製作所では11日からさっそく、中国でつくっていた原付きバイク「ジョルノ」を大幅改良した新型の生産が始まった。