【司法行政】勾留先で適切治療受けられず失明 国と岐阜県に5千万円賠償命令 岐阜地裁判決[産経新聞]
2015.9.16 16:46
窃盗容疑で岐阜県警に逮捕、起訴された愛知県の男性が拘置施設に勾留中、適切な治療が受けられず右目を失明したとして約1億円の損害賠償を求めた訴訟で、岐阜地裁(武藤真紀子裁判長)は16日、国と岐阜県に計約5千万円の賠償を命じた。武藤裁判長は判決で、男性は勾留先だった県警の留置施設や岐阜拘置支所で目の異常を訴えており、国と県には早急に眼科医の診察を受けさせるなどの措置をとる義務があったと認定した。