【社会】「卒業が危ない」→デート 都留文大元教授、「アカハラ停職」は有効
都留文科大の元教授の男性(68)が、女子学生へのセクハラやアカデミックハラスメントを理由とした停職処分の無効確認などを求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(小池裕裁判長)は、元教授の上告を退ける決定をした。15日付。処分を無効とした1審判決を取り消し、元教授を逆転敗訴とした2審東京高裁判決が確定した。2審判決によると、体育担当の元教授は平成24年、女子学生2人に「卒業が危ない」と言ってデートに誘うなどしたとして、停職1カ月の懲戒処分を受けた。