【政治】馳文科相 来月5日にユネスコ総会出席 「南京」記憶遺産登録で制度改善要望
馳浩文部科学相は30日の閣議後記者会見で、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の総会に出席するため、11月5日から7日の日程でパリに出張すると発表した。隔年開催の総会に文科相が出席するのは10年ぶり。中国が申請した南京事件の資料が世界記憶遺産に登録されたことを受け、記憶遺産制度の改善を求める演説を行う。馳文科相は「ボコバ事務局長とも会談し、わが国のユネスコへの貢献や記憶遺産制度の改善について意見交換したい」と述べた。