【国際/経済】「アジア版IMF」、AMRO発足へ 「ASEAN+日中韓」の組織 年内にも国際機関に
日本、中国、韓国と東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国などで組織する「ASEAN+3マクロ経済リサーチ・オフィス」(AMRO、本部シンガポール)が、年内にも国際機関として発足することが21日、分かった。発足すれば“アジア版国際通貨基金(IMF)”として、成長が続く同地域の金融安定強化が見込まれる。域内経済を監視するAMROは、通貨急落などの際に資金を融通しあう通貨交換協定「チェンマイ・イニシアチブ」の発動の判断にも大きく関わる。