【茨城】「水害は人災」責任追及の声 常総・上三坂地区で住民説明会
2015年11月10日
関東・東北水害で鬼怒川の堤防が決壊した常総市三坂町の上三坂地区で八日、国、県、市による住民説明会があった。鬼怒川を管理する国や、堤防決壊後に同地区に避難指示を出した市に対し、集まった住民約三十人からは「これは人災だ」などと責任を追及する意見が相次いだ。 (増井のぞみ)国土交通省下館河川事務所の伊藤芳則所長は、上三坂地区で決壊した約二百メートルの堤防を含む延長約六キロ区間は、堤防の高さや幅が基準を満たさない重要水防箇所の一つだったと説明。