【社会】汚染牧草を搬入された福島・浪江町、宮城・白石市に抗議 牧場「歓迎」白石市「人道的措置」
東京電力福島第一原発事故で出た放射性物質に汚染された牧草を、宮城県白石市が被曝(ひばく)した牛を飼う福島県浪江町の牧場に運び込んだ問題で、浪江町の馬場有(たもつ)町長が20日、白石市に抗議した。他の自治体も汚染牧草の扱いに困っており、担当者は「国の責任で対処すべきだ」と訴えている。汚染牧草搬入、本格化 希望の牧場「歓迎」
馬場町長はこの日、白石市を訪れ、佐々木徹副市長に「配慮を欠く行為だ」として抗議文を手渡した。