【政治/医療】政府、診療報酬引き下げへ 社会保障費の伸びを3年で1.5兆円を目安に
政府は24日、医療サービスの公定価格である診療報酬を、2016年度改定で引き下げる調整に入った。診療報酬は税金と保険料、患者負担で賄っており、これらの負担を抑える。マイナス改定は08年度以来8年ぶり。ただ前回改定(14年度)では消費税の増税分を上乗せしており、実質的には2回連続のマイナスとなる。政府は同日の経済財政諮問会議で、16年度予算編成に関し、厳しい財政状況を踏まえて歳出を聖域なく見直す方針を確認した。