【国際】移民反対集会を妨害 ベートーベンの「歓喜の歌」を歌った劇場関係者らを訴追
独南西部マインツで21日、移民受け入れ反対の集会が開かれたところ、これに反対する地元の劇場関係者たちがベートーベンの「歓喜の歌」を歌い、「人はみな兄弟」などの歌詞で、移民に反対する演説をかき消した。警察当局はこれは集会の自由を妨害するものとして、劇場関係者たちを訴追する方針という。独の右派政党「ドイツのための選択肢」は政府の移民受け入れ政策を「支離滅裂」と批判し、21日にマインツの劇場近くで抗議集会を開いたところ、約300人が集まった。