【川崎】「開かずの踏切」対策必要 JR南武線・尻手-武蔵小杉、立体交差化に向け事業調査
川崎市は市内を縦断するJR南武線尻手-武蔵小杉間の連続立体交差化に向けて事業調査を行っている。区域には1時間に40分以上が閉まっている「開かずの踏切」など国土交通省が緊急対策踏切と指定した七つの踏切があり、道路の混雑や地域分断などを起こしている。市は早急な整備が求められている「最重要課題」とし、事業を紹介するパンフレットを発行したほか、27日に対象地域の測量に向けて説明会を同市立橘高校(中原区)で開くなど市民の理解浸透に努めている。