【社会】官邸屋上にドローン落下、懲役3年求刑=検察「計画的犯行で危険」―東京地裁
首相官邸の屋上に小型無人機「ドローン」を落下させたとして、威力業務妨害罪などに問われた山本泰雄被告(40)の論告求刑公判が25日、東京地裁(田辺三保子裁判長)であった。検察側は「計画的犯行で、態様は危険で悪質」と述べ、懲役3年を求刑した。次回公判で弁護側が最終弁論を行い、結審する予定。検察側は論告で、放射能マーク付きの土砂の入った容器や発煙筒を搭載したドローンを落下させる行為は、「見た人に強い心理的威圧感を与え、自由意思を制圧する」と述べ、同罪の「威力」に当たると主張。