【科学】南極観測船しらせが昭和基地沖に接岸 3年連続で成功
文部科学省は4日、第57次南極観測隊を乗せた南極観測船しらせ(1万2650トン)が同日午前1時45分(日本時間午前7時45分)に、昭和基地沖約500メートルの岸に固着している定着氷に接岸したと発表した。近年は海氷が厚いため、接岸が難しい状況が続いているが、3年連続での接岸成功となった。文科省によると、しらせは例年、厚さ約6メートルの氷を割りながら進むといい、今回は船体を氷に当てて砕く航法を計931回にわたって繰り返し、接岸したという。