【経済】個人景況感が1年ぶり悪化・日銀調査 物価上昇予想は下振れ
日銀が8日に発表した2015年12月の「生活意識に関するアンケート調査」によると、景気が1年前と比べて「良くなった」との回答の割合から「悪くなった」とした回答の割合を引いた個人の景況感DIはマイナス17.3と、前回調査(マイナス15.2)から2.1ポイント悪化した。悪化は1年ぶり。日銀は「調査期間中に2015年7~9月期の国内総生産(GDP)速報値が実質で前期比マイナス0.2%と発表されたことが影響した可能性がある」(調査統計局)と分析している。