【教科書検定】最大手「東京書籍」も教科書見せ現金渡す
教科書会社が検定途中の教科書を教員に閲覧させていた問題で、業界最大手の「東京書籍」が西日本の教員およそ30人を名古屋市のホテルに集めて会合を開き、検定途中の教科書を見せたうえで現金を渡していたことが分かりました。会社側は「疑念を招く行為だった」と話しています。東京書籍によりますと、現在、中学校で使われている教科書の検定が行われていた平成22年の9月、名古屋市のホテルに西日本の中学校の英語の教員およそ30人を集め、「拡大編集会議」と呼ばれる会合を開いたということです。