【愛知】通行人をはね遺体を池に捨てた半田の男 危険運転致死と死体遺棄で懲役9年の判決
睡眠薬による居眠り運転で通行人をはね、遺体を池に捨てたとして、危険運転致死と死体遺棄の罪に問われた愛知県半田市、住宅設備会社経営の寺沢康祐被告(58)の裁判員裁判で、名古屋地裁は29日、「悪質な犯行で刑事責任は重い」として懲役9年(求刑懲役12年)の判決を言い渡した。弁護側は、被告が遺体を捨てた際、睡眠薬の影響で心神耗弱の状態だったと主張したが、山田耕司裁判長は判決理由で「証拠隠滅を目的に行動しており、責任能力はあった」と指摘。