【川崎中1殺害】主犯格19歳、死刑も「覚悟」 両親にも相談せず
川崎市川崎区の多摩川河川敷で昨年2月に起きた中学1年上村遼太さん(当時13)殺害事件で、殺人と傷害の罪に問われたリーダー格の少年(19)の横浜地裁(近藤宏子裁判長)の裁判員裁判第2回公判が3日行われ、少年は死刑も「覚悟している」と述べた。被害者弁護団から「遺族の気持ちを考えたことはあるか」と問われ「すごくつらい気持ちだと思う」と答えるも、具体的な遺族への言葉や謝罪の方法が事件から1年たっても、出てこない現状に「自分で分からないのに、両親にも相談していないのか」と聞かれ「していない。