【社会】「自衛隊員と同じものを食べたい」…ミリメシが人気、年間売り上げ1億円 防災用に民間でも注目
自衛隊向けの携行食は、民間の防災用としても注目を集めている。2008年以来、約600万食分の携行食を自衛隊に納入している「武蔵むさし富装ふそう」(東京)。「隊員と同じものを食べたい」というマニアの声を受けて、09年からパッケージなど一部を変え、「防災ミリメシ食品」として販売を始めた。携行食は、マイナス30度で凍らせた後の落下試験にも耐えるなど、様々な厳しい試験をクリアしているだけに、防災ミリメシ食品も東日本大震災などをきっかけに、個人だけでなく、企業からの購入が年々増えているという。