【国際】絶滅危惧種のナガスクジラ漁岐路に、アイスランド 唯一の捕鯨会社がこの夏の漁を中止、日本の規制基準を非難
2017年は、日本の料理店で鯨肉を食べるのが難しくなるかもしれない。アイスランドで唯一、ナガスクジラを捕獲している捕鯨会社「クバルル」が、絶滅が危惧されるナガスクジラについて、今夏は漁を行わないと発表した。クバルルが捕獲したナガスクジラの肉は、主に日本に輸出されている。しかし、アイスランドのニュースサイト「Iceland Monitor」によると、同社のクリストヤン・ロフトソン社長は、鯨肉に対する日本の規制基準が高すぎて「未来永劫続く障害」になるとして、ナガスクジラ漁をすべて見送ると決定した。